デジモノ みんろぐ

デジモノ系の話題を書いてます。スマホ、PC、タブレット、ゲーム機だと財布の紐がゆるみやすい傾向あり。

Apple Watch Series1を使ってみて。

Apple Watch Series1を購入して…だいたい3週間くらいかな。毎日使っており、重宝しています。 

 

mion-chan.hateblo.jp

 

どんなところが便利か書いてみます。どんな機能があるか、はもういろんなところで確認できると思うので、割愛します。

 

重要な電話を見逃さずに済む! 「通知」が便利

1つ目は、当たり前なのですが、すぐ通知が見れること。これが結構便利です。何よりもよかったのが、仕事の電話を取り逃がすことが大幅に減ったこと。机の上に置いたまま書類の山にまぎれてしまったり、ジャケットのポケットに入れたままだったりと、着信に気づかないケースが多くて。電話が毎日何本もかかってくるのなら別ですが、1日に1回もかかってこないときもあるわけで、そんなに注意深く見てられません。

 

また、振動したかな?と思ってiPhone開いて、何も通知が来てなかったり(いわゆるファントム・バイブレーション・シンドロームですね)、どうでもいいアプリの通知だったりと、空振りが頻繁にあって鬱陶しかったのですが、Apple Watchなら腕をあげるだけですから、さっと確認できます。リアルタイムで見れなくても、通知センターでまとめて確認することもできます。

ファントム・バイブレーション・シンドローム自体はApple Watchでも共通して発生するんですけどね笑 振動したかな?を防ぐために強めの振動の設定にしておいてます。

 

重要な会議中だと、着信に気づいてもiPhoneを開けないときがありますよね。でも、ささっとApple Watchを観れば内容を把握できますので、その点も大助かりです。

 

というわけで「電話がかかってきてるよー」「LINEがきたよー」って腕をトントンしてコッソリ教えてくれる通知がくそ便利です。

常時「消音モード」にしているので音は出ませんが、解除すればもちろん音も鳴ります。また、「トントン」の強さは調整できますので、好みの強さに指定してください。

 

ペア設定済みのiPhoneをすぐに見つけてくれる!

2つ目です。「あれ、iPhoneどこやったっけ…」ということ多くないですか? ずぼらな私はそれがすごく多いです。着替えや書類の山に埋もれてしまったり、車の中に置いてきてしまったり、無意識にカバンや上着のポケットに入れてたり、本当に記憶できていないですね。いままでは知り合いに電話をかけてもらったり、「Find iPhone」で探したりしてました。電話の場合マナーモードだとバイブだけを頼りにしなければなりませんし、Find iPhoneはそれはそれで数ステップ必要でこれがまた手間で「どうしても見つからない!」ってときだけ使っていました。

Apple Watchなら盤面にリンク設定されているiPhoneがそばにない場合は、アイコンが出て「近くにないよ!」って教えてくれます。全身のポケットをぱんぱんしなくても瞬時にわかるのがすごくいい。本当にちょっとしたことなんですが、このストレスから解放されるのはかなり違いますよ。

もしApple Watchの圏内にある場合はそのマークは出ないので、そばにあることがわかります。でもどこにあるかまでわからなければ意味がないですよね。でも、AppleWatchのコントロールセンターの呼び出しボタンを押せば、iPhoneがマナーモードだろうが関係なく、iPhoneから「とーん」と短い音を鳴らして場所を教えてくれます。

車の助手席に置いたり、コースターに置いたり、ダッシュボードに置いたり、足元に置いてあったり、ドアのポケットに置いたり、カバンやズボンのポケットも…と、私は本当いつもiPhoneがどこにあるかわからなくなるので、非常に重宝している機能です。

 

というわけで、ペア設定されたiPhoneがどこにあるのか簡単に探せるのが便利です、というのが2つ目の良いところ。Find iPhoneよりももっと気軽にすぐに簡単に探せます。どんだけなくしてるんだ、って感じですよね。でも、携帯電話の時代からずっとそうなんです。

 

iPhoneの呪縛から解き放たれて身軽になれる

3つ目は、さっきの「iPhoneがどこにあるかすぐわかって便利」という話と逆接的ではあるのですが、Apple Watchがあれば、「iPhoneが常に側にあるかどうか」がまったく気にならなくなります。必要なときは手元を見ればいいですし、必ずApple Watchが教えてくれます。この安心感により、iPhoneの呪縛から解き放たれることができるのです。コンビニなり、打ち合わせなり、屋内でも屋外でも短時間で用が済む場合はさっとそのまま出かけられるようになりました。

で、実はこの点で「Apple Watch Series2にしておけばよかったなあ」と後悔しています。Series1の場合は、残念ながら、おサイフケータイが使えません。なので、さっと出かけても財布を忘れたらいったん戻らなければなりませんし、「財布どこだっけー」が付きまといます。これがSeries2なら、現金しか使えないような場所にさえ行かなければ、ほとんどの買い物は財布なしで事足りるでしょう。これは本当に後悔していて、Series2に買い直そうかと思っているくらいです。Series3まで待つべきか、Series2に買い換えてしまうか、悩ましいところです。Series1にしたのは、「iPhoneで買い物できるんだからApple Watchでも買い物できる必要なしだな」「むしろiPhoneで買い物そもそもしてないし」ってことでお財布機能は不要と判断したからなのですが、iPhoneの呪縛にかかっていたことに気づいてしまったので、これは無効になってしまったのでした。

Apple WatchによってiPhoneとの付き合い方がこんなに変わると思っておらず、失敗しました。運動しない人も、Series2がオススメです笑

 

ということで3つ目は、iPhoneに縛られずに済む、というお話でした。まあその分、Apple Watchに縛られてしまうんですけどね。特にiPhone6以降は4.7インチ、5.5インチと巨大化して存在感も増してますから、非常に効果的です。

飽きないデザインのApple Watchですが、他社のスマートウォッチや高級時計を見ていると浮気したくもなってきますから、ストラップやケースなどでいろんなシーン、ファッションとでも合うように工夫したいですね。純正品は高すぎて手も出ませんが…。

 

運動の習慣がない人にも「ゆるい」パーソナルトレーナー

Apple Watchには「アクティビティ」というアプリがあり、これが面白いです。

標準アプリのうち運動系のアプリで代表的なのはやはり「ワークアウト」。ジョギングなどの運動を始める前に設定することで、距離・経路・運動量などをカウントしてくれます。「運動をするときに使う」のがワークアウトです。

で、もう1つが「アクティビティ」。できることは少ないのですが、1日のカロリー消費量や運動した時間などをずーっと監視しています。ワークアウトと違って、Apple Watchをつけている間はずっとチェックしてくれています。iPhone側のアプリと連動しており、1週間や1ヶ月といった単位での振り返りはiPhone側でざっとやる方が便利ですが、Apple Watchなら1日の実運動量などを図示してわかりやすく教えてくれますし、文字盤に常時グラフ表示させることも可能です。

アクティビティの中でも面白いのが「スタンド」。1時間ずっと座りっぱなしのときに腕をトントンと叩いて「そろそろ歩いたらどうでしょう」と教えてくれます。特に休みの日、家の中にいると、用がないとなかなか立ち歩かないですよね。でも、Apple Watchがある生活なら、「そろそろスタンドしなさいな」と教えてくれるのです。これが良い。一人暮らしだとついダラダラしてしまうずぼらな私には、Apple Watchは本当ちょうどいいです。

仕事中もつい資料作成やプログラミングをしているときなどは座りっぱなしになってしまうので、プリンタのところに行ったり、休憩したり、他の人と雑談しに行ったり、きっかけを与えてくれるのがとっても良いです。

もちろんTODOアプリでもよく似たことはできるんだろうけど、なんか違うんだよな。ちゃんとこっちの運動・行動などを見て適切に教えてくれるわけで。しかもアチーブメントの機能があって、自分お定めた目標の達成を「褒めてくれる」んですね。

何も強制してこない、ゆるいパーソナルトレーナー、という感覚です。もちろんきっちりパーソナルトレーナーとして指導してほしい場合は専用のフィットネスのアプリを入れて使うと良いでしょう。

 

アシスタントという意味では、Apple製品でおなじみのSiri。SiriはいつもiPhoneを片手に使っていましたが、Apple Watchならどこでも使えるのもすごく良い。タイマーや簡単なメッセージ送信、音楽コントロールなどがその場でできる。常にそばにいるからこそ、いろんな些細なことをささっとストレスなくやれるのが本当にいい。

たとえばキッチンでこそタイマーは使いたいんですが、料理中にiPhoneはそばにないことも多く、Apple Watchが大活躍です。もちろん「Hey Siri」で反応もしてくれますよ。

Hueなど、HomeKitに対応した製品を使っていれば、「エアコンつけてー」「トイレの電気消しといて〜」なども簡単にできるんだろうなあ。と思うと夢が広がります。

 

というわけで4つ目は、パーソナルトレーナー感がすごいって話ですね。ゆるくも厳しくも、どちらにもなってくれて、Siriはお願いも(少しは)聞いてくれます。

 

Apple WatchiPhoneのある暮らしをより便利に

以上の4点が、3週間ほど毎日使ってみて特に「いい!」って思った部分です。iPhoneとペアという特性を活かして、良い補完関係になっています。想定していなかったのですが、Apple Watchのある生活」により、「iPhoneのある生活」がもっと便利になりました。

まあ、「こうなればいいなー」という部分はあるのですが、今のところ日々使ううえでの致命的な欠点もなく。全体的に好印象です。Series2にしておけばもっと便利に使えたのに!と後悔はしてますが。

 

そのほか、気になる電池の持ち。これはかなり心配していました。「毎日充電しなきゃいけない時計ってどうなのよ」と。でも杞憂でしたね、2日は確実に持ちます。ドキドキしながらではありましたが、3日もいけましたね(コンセントがささっておらず、やむをえず)。通知の量や振動・通知音の設定、あとはアプリの使用頻度などにもよるのでしょう。

 

充電スタンドは必須です。なぜ同梱しない。時計を床やベッドに転がしておけませんよね普通。

ということですぐさま私が購入したのは以下。標準充電器をそのままスタンドのくぼみにはめられます。配線もキレイにできるように溝がついていて便利。時計を設置しているととっても美しい。買ってよかったです。

 

 

スタンドはベッド脇に立ててありますが、朝はよく忘れそうになってベッド脇まで戻ってるので、これは部屋のドア付近に置きたいところです。ちょうど良い設置場所がないので、まずはスペースを作らなければ。

 

以上、Apple Watchを購入してよかった点をまとめてみました。運動の習慣があまりない人がApple Watchをどう使うか、という観点で参考になるのではと思います。