デジモノ みんろぐ

デジモノ系の話題を書いてます。スマホ、PC、タブレット、ゲーム機だと財布の紐がゆるみやすい傾向あり。

【戯言】iPad Pro 10.5インチは「iPad決定版」 だけど、とっても中途半端…

先々月発売されたばかりの10.5インチiPad Proについて、私もレビューを何本かあげています。

mintax.hatenablog.com

新製品というものは「買ったばかりの頃」は嬉しくて仕方ないがわけで、そりゃ毎日使うし、その度にいろんな発見がありますよね。

私としてはその後、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と使い続けて、どう生活が変化していったかorしなかったか、が大事だと思っています。

みなさん冷静になり始め、あれがよくない、次のモデルではここに期待、などといろんな意見が出てくる頃でしょう。

12.9インチを使っていて「重さ」に不満があり、10.5インチを買われた方。当然、10.5インチになって200gも軽くなり、スペックもアップし、120Hzのリフレッシュレートでぬるぬる。もともと不満があったわけで、それが解消されそうな新モデルに買い換えた、と。そりゃ最高ですよね。

でもやっぱり画面が対角線で2.4インチも小さくなったのです。
Apple Pencilでノートをとる・イラストを描くとき、Youtubeを観るとき、雑誌や漫画を読むとき。私は「12.9インチ」のディスプレイサイズのメリットを再認識します。

重い重いとは思うのだけれど(私も思っていた)、大きいディスプレイは大正義。

一方、いくら「軽くなった」とはいえ、カバンに入れて持ち出しても、さすがに電車の中で取り出す気にはあまりなれない。

7.9インチの「iPad mini 4」は小型タブレットとして完成度が高く、2年前の機種とは思えないほどの出来です。

「スピーカーが下部にしかない(横向きにすると片側からしか音がならない)」
Apple Pencilが使えない」
「CPUが頼りない」

…など、不満点がないわけではないです。が、miniなサイズは場所を選ばぬ良さがある。

これが「どれか1枚だけ」を選ぶのですということなら、10.5インチ版のiPad Proをすすめるでしょう。バランスが良い。予算が厳しいなら、9.7インチのiPad(無印)もいい。

でもこれが3枚となると、いざ10.5インチはどんなときに使えばいいんだろう。最新の機能が使えるということを除けば、非常に中途半端に思えてきます。
いずれも生活になじんできて、「あー、いま手元にあったら嬉しいiPadは…」がそれぞれの機会で違うのです。

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タブレットは、機能やデザイン同様、ボディサイズも重要な要素の1つです。「7.9インチ」の良さ、「12.9インチ」の良さと照らし合わせてみると、「10.5インチ」はものすごく中途半端な存在に感じてしまうのでした。代替がきくものではありません。

これにiPhoneApple Watchとの機能的な棲み分けも意識し始めると…。なかなか自分にとっての最適解が出せずにいます。

うーん。