デジモノ みんろぐ

デジモノ系の話題を書いてます。スマホ、PC、タブレット、ゲーム機だと財布の紐がゆるみやすい傾向あり。

【レビュー】パソコン工房のゲーミングPCを購入したぜ(2週間レビュー)

せっかくほぼ完成まで書いたのに、自動バックアップが有効になってなかったのか、なぜか消えてしまったので二度目です笑 やる気を失って、到着から公開まで2週間ほど経過してしまいました。

ゲーミングPC届いたぜ

mintax.hatenablog.com

先日投稿した通り、ゲーミングPCを購入しました。パソコン工房さんの「Level∞ R-Class」です。

というミドルレンジなスペックです。

パソコン工房のHP上で3/3(土)の夜に注文して、受注確認は日曜の朝、発送連絡は水曜で、その次の日の木曜に届きました(3/8)。まあ4日程度で組み立てして長野から発送、って感じですね。

パソコン本体は机の下のスペースに設置することを想定していたので、あまり大きさは気にしていませんでしたが、箱からしてすでに大きい。開梱してもやっぱり大きい…。ミドルタワーなのに「サーバか!」って一瞬思った。
実際に机の下に入れてみるとギリギリ収まりはしましたが、部屋の中での存在感が異常。ずっとMacで来たので、この感じは少し嫌ですね笑

ディスプレイはすでに保有する2台のモニタを流用。ただ、届いてみてびっくり、PC側にHDMIポートが1つしかなく、逆にモニタ側はHDMIポートのみなので、マルチディスプレイにできません(あとで確認したら勘違いでVGAも1つあったけど笑)。
PC側にDisplayPortポートはやたらと充実しているので、DP to HDMI変換ケーブルを手配しました。

無線LAN子機を買い忘れてたので、LANケーブルを探しましたが、手元にあったのが2mタイプで全然届きません…涙。USB-LANアダプタとUSB延長ケーブルで無理矢理伸ばして対応です…。 また、昔使っていたロジクールのワイヤレスマウス&ワイヤレスキーボードを流用するつもりがどちらも反応せず…。レシーバーはちゃんと認識しているのですが…。仕方ないので、同梱品のキーボード・マウスをとりあえず接続しましたが、本当にチープな感触でこれは使いづらい。 というわけですぐにAmazonを開き、格安ゲーミングキーボード・格安ゲーミングマウス・無線LAN子機を手配しました。

準備はしっかりやりましょう笑

というわけで早速セットアップ

パソコンを起動してOSセットアップ。自宅用なのであまり凝った設定は不要ということで、基本はデフォルトでどんどん先に進めます。
ユーザ設定のとき、MSアカウントを初回設定ではスキップさせてローカルアカウントを作るようにする、くらいかな。
C:\Users\Username のUsername部分がMSアカウント名になってしまうので、スクリーンショットをブログなどに載せるときに気を遣ってしまいます。

あとは、タスクバーやエクスプローラなどの設定をカスタマイズします。タスクバーはWindows10になってからコルタナの入力ボックスやPeopleボタンがついて狭くなってしまいましたが、これは使わないので不要。ペン入力ボタン(Windows Inkワークスペースボタン)もそうですね。エクスプローラは隠しファイルや拡張子表示、ツリー展開の設定を行ってます。設定(旧コントロールパネル)は、Windows Updateか。Windows Updateは出荷前に実施してくれたのか、すべて完了していました。

さて、ここからのセットアップはいつもChocolateyを使っています。

chocolatey.org

ChocolateyはWindows向けのパッケージ管理ソフトですね。これがあれば、セットアップがとっても捗ります。
まずはChocolatey自体のインストールが必要なので、管理者権限でPowerShellを起動します。Windowsキー+Xを同時押しして「Windows Powershell (管理者)」を選べばすぐに起動できます。

Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))

上記のコマンドを入力すればあとは自動的にインストールが始まります。インストールが終わったらchoco --versionでバージョン情報が表示されることを確認しましょう。
Powershellで外部スクリプトの実行が制限されていてエラーになったり、プロキシのせいで接続エラーになるかもしれません。詳細は公式ページのInstallationを参照を。

あとはインストールしたいアプリケーション名をリストアップして、命令していきましょう。コマンドはchoco install -y 【パッケージ名】 あるいは cinst -y 【パッケージ名】 です。

cinst -y adobe-creative-cloud discord git googlechrome itunes steam visualstudiocode hidemaru-editor vlc

こんな感じでまとめて入力しちゃえば、あとは勝手に依存関係を含めて勝手にインストールしてくれます。
パッケージ名は choco search 【キーワード】で調べることもできますし、ここからブラウザで調べることも可能です。

chocolateyでパッケージが見つからないものだけ、ブラウザやGitでインストーラを入手して、手作業で入れます。

あとは、ログイン作業・二段階認証・ライセンス認証などを設定…(これもChocolateyでやってくれればいいのに)。

セットアップ完了して最初に試したこと

さて、今回のPC購入の目的はPCゲーム(Steam)。
CSゲームはあまり上位互換が提供されないので、ゲーム機の世代交代とともに好きだったゲームソフトが気軽に遊べなくなるのが嫌すぎて…。

で、GeForce GTX 1060(6GB)の実力やいかに、ってところなんですが、本当に思った以上にぬるぬる動きます。

GeForce GTX 1060でFINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE

Steamを入れて、まずは念願の「FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE」をダウンロードです。こういう過去の名作系こそ、現行機とか関係なく遊べるのが理想的ですよね。 PS4版だと、PS5が出たら遊べなくなってしまう(可能性が高い)けど、PC版なら当面は大丈夫でしょう。

FF12は作品自体も最高なんですが、4倍速モードで快適に経験値稼ぎやダンジョン探索ができますし、PC版は所持金・ライセンスポイントMAXもできるのでサクサクと進められて良いです。

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XboxOneのコントローラをmicroUSBケーブルで接続すれば、有線コントローラとして認識してくれました。Steam版FF12だと、A・B逆転のおせっかいな設定がデフォルトになっているので、いつものXboxコントローラの通りにするためには、コンフィグで設定を戻します。

GeForce GTX 1060でGears of War 4

Xbox Play Anywhere対応の「ギアーズオブウォー4」が60fpsでフルHD/最高画質でも、平気で安定して動いています。フレームレートもずっと60fpsをキープしています。すごい…。

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裏では、普通にchromeで20個くらいのタブが起動してますからね。余裕で動いてる感じがひしひしと。

GeForce GTX 1060でFINAL FANTASY XV Windows Edition BENCHMARK

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かなりのスペックを要求されるというFF15ですが、標準品質のフルHD・フルスクリーンでただの「快適」。なので、こっちは30fpsでしょうね。製品版をプレイしているわけではありませんが、まあプレイするには問題ないレベル、って感じ。4Kだと結構きつそうです。

ミドルレンジでいっかと思って買いましたが、最新ゲームでこういう結果が出てくると、プレイ予定もないのに「やっぱ頑張って1080Tiにつっこんでもよかったなー」と思ってしまいますね笑
まあそのうち、2000番台が出てくるでしょうし、遊びたいゲームが出てきたときに拡張すればいいかな、と思っています。

しかしこの感じだと3年くらいはこのままで行けそう。てことは、拡張性って意外と気にしなくてもいいのでは…( ;∀;) ま、まあ飽きたらPCケース変えたりもできるし…
※このあたり真理かもしれない。

使用感

今回はゲーム目的なので、Macではそもそも実現できない世界観です。なので、以下に書いている内容はナンセンスかもしれませんが、やっぱり気になってしまいます。

久々のWindowsマシン。会社では強制的にWindowsマシンが配布されているので、一週間を通して考えても実はMac以上にWindowsを触っている時間の方が長い!のですが、「自宅用途で」となるとまた印象も違うものですね。

ファンがうるさい。

さて、いきなりWindowsもくそもないのですが、ファンがうるさいです。気になります。
一応、静音になるように冷却性能を重視してBTOカスタマイズしてはありますが、家に帰ってきて、スリープ解除したら早速、控えめな「ぶおーん!」ってファンの音が…。うるさい。
こうしてブログを書いているだけでもブオンブオンとめっちゃうるさい。むしろ、スリープ中でもファンが回っててうるさい。困った。

会社から帰ってきて、ファンがなってたので、それ以来、出かけるときは電源を落としています(なんとなく)。

Mac miniもファンが回ると結構気になりましたが、ここまでではなかったし、スリープ中はPowerNapオフにしてたら回ってなかったので、結構差が大きいですね。
机の下に大きな筐体がドンと置いてあるから余計に気になるのでしょうね…。

LEDランプが夜中に気になる

1Kなので、寝室もPC部屋も同じ部屋です。夜に電気を消したら、電源のLEDランプがずっとついてて気になります。PC内部もLED装飾ガンガンしようかなと思ってたけど、やめた方がいいな…笑

フォントが汚い。

Macと決定的に違うのがフォント。いい加減、システムフォントかえさせろよっていう。レジストリ汚したくないので、そのまま我慢しています。

まあしばらくしたら慣れてきましたが、Mac起動するとやっぱ気になりますね。

パワーがすごい

CPUもGPUもメモリもストレージも、ミドルレンジ以上のものを選定した結果、ストレスはほぼないですね。先日ご紹介しているNextgen Readerもサクサク動いていますし、何かに待たされる経験がほぼないです。

また、PS4・XboxOne向けのゲームもサードパーティー製なら「お、Steam版は出るのかな」と気にしてしまいますし、出るならしばらくしてセールになったら買ってみようかなという気になります。セールでがんがん安くなっている事例ばかり目にしているので、発売日に買うのは逆に躊躇われてしまいます。

このあたりの浪費活動が様変わりしたのはいいですね。HDDは1TBしかないので、これは早期に増設しようと思います。

iPhone/iPadとの連携が面倒。

もともとお金払ってでも標準サービスを使っておきたい派で、Appleにお布施を払ってiCloud 200GBストレージを使って、動画も写真もなんでもそこにつっこんでいましたが、WindowsだとiCloud用の同期アプリが必須です。面倒くさい。
ブログ掲載用の写真も急いでいたらAirDropで同期前に送付できてたのですが…。そのあたりの連携はやはり同じ会社の製品同士が優れています。

一応、Windows10のFall Creators Updateから、「Microsoft モバイル コンパニオン アプリ」を使って、リンクさせることもできるようにはなりましたが、使用感が…。

できないならできないで、できない前提で行動するからいいんですけど、PC×モバイル生活の質が下がってしまいました。

デザイン

本体デザインもそうですが、机の下に設置すれば目に入らないので関係ないかなーって思ってました。が、机の上のキーボード、マウスも変わってしまうので…。
「Magic Keyboard 2」と「Magic Mouse 2」という組み合わせから、別途レビューしているメカニカルキーボードに変更。マウスは紹介していませんが、ロジクールのエントリータイプのゲーミングマウス。見た目が…。

まあ選択する楽しさが代わりに得られた、ということで。しばらくいろいろ試してみたいと思います。選択肢がいろいろあるなら、機能性を重視してしまうので、見た目の良さはもうあきらめるしかないな。

まとめ

ハイパワーなPCを手にしてしまい、PCに求めることが変わってしまいました。特にゲーム回りのこれからの認識が大きく様変わりしそう。Steamによって日本でもPCゲーマが増えてきましたし、世界的なトレンドにのって、日本製ゲームも今後はどんどんPC版の同時展開が期待できるのではないでしょうか。飽きたらインディゲームをちょこちょこ遊ぶのもいいですし、セールで過去の名作にチャレンジしたり、Free To PlayやEarly Accessの人気ゲームに興じるのも良いでしょう。当面は、「うわ、これこのPCじゃ動かねえわ」ってこともなさそうですし。

数年前の電子書籍、海外ドラマ(SVOD)、昨年からのYoutubeとインドア型エンターテイメントがどんどん変わってきていますが、今度はゲームが変わってしまいそうです(世の中的にはスマホですでに様変わりしているのでしょうが…)。
ホットクックとヘルシオグリエで食生活も変わったし、スマートスピーカーで家電やネットとのかかわり方も少し変わってきました。かつて「21世紀」という未来に夢見たいろんなことが少し叶い始めているのかもしれません。

ま、ゲーミングPCであっても、見た目はやはりもう少しスッキリさせたいところですので、機能性と両立した良いプロダクトがあれば挑戦してみたいと思います。