【レビュー】「Newニンテンドー2DS LL ドラゴンクエスト はぐれメタルエディション」を衝動買いしたのでご紹介
MacBookを買うときにそれ以外の散財計画はいったんキャンセルしたはずなのですが、先日某レンタルショップで売っているのを見かけてしまい、Youtubeでドラクエ11やっぱやりたいなあ熱の高まりが後押しして散財してしまいました…。完全に理性という名のストッパーが機能していない。
開封
というわけでこれです。
じゃ〜ん。「New Nintendo 2DS LL ドラゴンクエスト はぐれメタルエディション」です。「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」のパッケージ版が同梱されています。
「Newニンテンドー2DSLL」と「ドラクエ11」を個別に買うより2〜3000円ほど高くなってしまうのですが、まあデザイン料と考えましょう。2DSLL通常のブラックは、水色のラインが目立つし、通常のホワイトはオレンジのラインが入っていて、どちらも子どもっぽいデザインなので…。とか言いつつ、はぐれメタルエディションもがっつりスライムが乗っかっているので、大人向けかというと微妙ですが。笑
まずは外観をチェック
そしていざ開封。噂には聞いていたが、想像以上のピッカピカ! ピカピカすぎて、エアコンが写り込んでしまっています笑 指紋がとっても目立つ目立つ。
LLサイズなので、上画面は4.88インチ。ライバル機のVitaが5インチなので、ほぼそれに匹敵するサイズです。ちなみにスイッチは6インチ。
従来機(3DS LL)と異なり、カメラやスピーカー、 3Dボリュームなどが一切排除されてディスプレイのみになったので、すっきり。むしろ、今までより大きく感じるくらいです。サイズは同じはずなのですが。
下部にもはぐれメタルが。とってつけたような場所ですが、かわいいですね。
はぐれメタルをドアップで。実際に物理的に起伏しています。ケースをつける方は、ハードタイプではなく、ソフトタイプにする必要がありますね。
ボディ外部にははぐれメタルのほか、ロトの紋章やスライム、ドラキーなどをあしらったモノグラム柄があってお洒落です。
前機種(3DS LL)との比較(ハードウェア編)
おそらく、New2DSLLについては、初代3DS(非New)からの移行組が多いと思いますが、私もその一人。3DS→3DS LLと来て、New 3DS LLへの移行は「好きなカラーバリエーションが出てから…」と思って様子見にしたまま買えずにいました。
写真の通り、3DS LLとNew 2DS LLはサイズ感としてはほぼ変わらないのですが、グッと軽くなっており(336g - 260g = 76g)、1時間プレイしても負担が軽減されています。特にDS/3DS系のゲームはタッチペンを片手で持つゲームが多く、片手で本体を支える必要があるので、その手のゲームの場合の恩恵はかなりのものでは。
モデル | 上画面(inch) | 下画面(inch) | 重さ |
---|---|---|---|
3DS | 3.53 | 3.02 | 235g |
3DS LL | 4.88 | 4.18 | 336g |
New 3DS | 3.88 | 3.33 | 253g |
New 3DS LL | 4.88 | 4.18 | 329g |
2DS | 3.53 | 3.02 | 260g |
New 2DS LL | 4.88 | 4.18 | 260g |
軽いは正義。非常にプレイ感覚として良くなりました。
ディスプレイの解像度が低く、Youtubeで散々キレイなムービーを観ていたせいもあり、オープニングムービーを観ている間は「所詮は3DS…」「これに2.5万出したのか…」という気持ちになりました。まあプレイが始まれば関係ないんですけどね。むしろ2Dモードに感動を覚えるレベルではありましたが、まあそれはドラクエの記事に書きますね。
残念なところ(ハードウェア編)
ソフトウェア面では、New世代になってCPUが強化されたためか、基本的にキビキビ動いてくれていて快適。なのですが、ハードウェア面では残念なところも。
一番残念なところ。タッチペンがかなり短くなってしまいました。「え?!」ってレベルで想像以上に短い。ゲームでがっつり使う部分なので、これは非常に残念。取り出しも直感的ではない。
これはさすがにDS時代のように伸びるタッチペンがサードパーティから出てくるでしょうね。探してみよう。出てくれないと困る。
また、3DSカードスロットに蓋がつきました。それ自体は別にいいのですが、蓋の開閉部分がチープ。金具を使っていないので、頻繁な開閉によってちぎれてしまうんじゃないかと不安になるレベル。
あと、みなさん言ってますがスピーカー。ボディ下部についており、最大ボリュームにしていると振動が手に伝わってきます。事前に聞いていたのですが、「もっと酷いのかと思っていた」くらいの印象。ただまあ不快なのにはかわりない。上部がスッキリして見た目が良くなった一方で、下部は割り切っているのかな。
microSDならカードは挿し替えるだけでOK データ移行はすぐ終わる
3DS LLからNew 2DS LLへの移行ということですが、New世代への移行を想定して旧機種でもmicroSDHCカードにアダプタをかぶせて使っていましたので、本体保存データ+所有権のみ移行させ、microSDHCカードはそのまま挿し替えるのみで移行は完了。十数分で終わってしまいました。
SDHCカードからmicroSDHCカードへの移行という方は、PCがあれば手早く終わらせられますが、なければかなりの時間を覚悟する必要がありますのでご注意を。
総評
3D機能はなくなりましたが、Cスティック、ZL/ZRボタン、NFC対応、高性能CPUといったNew世代の良さを、LLサイズで詰め込んだわりに260gという軽さを実現している点で2DS LLは神がかっている。TN液晶という点が心配であったが、ひとりプレイする上では特に問題もない。タッチペンだけは気になるのでなんとかしてほしい(したい)。
何よりもはぐれメタルデザインが素晴らしい。ピッカピカですぐに汚れが目立つので、逆に大切にしたくなる魅力がありますね。
Newニンテンドー2DS LL ドラゴンクエスト はぐれメタルエディション
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2017/07/29
- メディア: Video Game
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さて、心配なのは、任天堂が「ニンテンドースイッチ」へ全社のリソースを集中させているなか、このあと「3DSファミリー」に欲しいタイトルが出てくる可能性の低さよ。せっかく新型買ったけれど、旧作の中から選んでください、というのは飽き性な私にはつらい。
ファミ通さんの一覧を見ていると悲しくなってくるほどに欲しいタイトルがない…。「ドラゴンクエストIII」「ポケットモンスター金(バーチャルコンソール)」のみ。「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」以外にも、年末商戦向けに何かしら出してくると…思いたいが…。