【レビュー】iPad Pro 10.5インチを他のiPadと比較してみる(キーボード編)+Smart Keyboard / Magic Keyboard
前回に引き続き、iPad Pro 10.5インチを他のiPadと比較します。
前回は外観編でしたが、今回はソフトウェアキーボード編です。Smart KeyboardおよびMagic Keyboardとも比較してみました。
上からiPad mini 4、iPad Pro 10.5インチ、iPad Pro 12.9インチ(旧)です。
縦向きの状態で、ソフトウェアキーボードを表示しています。
さすがにiPad mini4は1つ1つのボタンが小さく、私は「日本語かな表記」かつ「分割」の設定にして、iPhoneのようにフリック入力で文字入力をしています。iPad Pro 10.5インチも同様。フリック入力の方が素早く入力できますね。
ただ、iPad Pro 12.9インチの方になると、さすがにフリック入力がつらくなります。ただでさえ重いのに、片手で持つのは非常につらいです。その代わり、12.9インチになると、通常のQWERTYキーボードで問題なく入力できるようになります。ご覧の通り、ボタンのサイズも大きいですし、表示を切り替えなくても数字入力が可能です。10.5インチの方でもぜひこの設定が選べるようにしてほしいです。
今度はMagic Keyboardとの比較です。
iPad Pro 10.5インチの場合は、記号類のキーはほぼカットされてますが、その分文字キーの大きさは十分に確保されており、横向きであれば高速タイピングもできますね。さすがにブラインドタッチとまではいかないので、入力量が多い場合はSmart KeyboardやBluetoothキーボードを使う方が良さそうです。縦向き同様、数字キーは表示切替が必要なのが残念ですが、フルサイズのキーボードが表示できる、というのは魅力的。
iPad Pro 12.9インチの場合は、記号キーも数字キーも画面切替なしで使えますし、ボタンのサイズも大きいです。文字入力の観点ではやはり最適解と言えますね。
iPad Pro 10.5インチとMagic Keyboardを並べてみましたが、ZキーからMキーまでの長さはほぼ変わらないことが確認いただけるはずです。
こちらはiPad Pro 12.9インチとMagic Keyboard。10.5インチよりも文字キーのサイズは気持ち小さい印象ですね。実際の使用感としては問題は感じませんし、シフトキーなどが押しやすいサイズになっているので、トータルの使い勝手はむしろ良いですよ。
こちらもiPad Pro 12.9インチとMagic Keyboardですが、全体を写してみました。ESCキーやF1〜F12キー、取り出しキー、矢印キー、Cmd/alt/Controlなどの装飾キーなどがなくなっていますが、iOSなら不要なキーをなくして、使いやすくしてくれていますね。
最後にSmart Keyboard (10.5インチ用)とMagic Keyboardの比較です。
Magic Keyboardの一番上の「ESC・F1〜F12・取り出しキー」の1列とFnキーの代わりに地球儀キーがある以外はボタンの位置含め、同じキーが用意されています。
横幅で比較すると全然違いますし、ボタンのサイズは一回り小さいですが、Zキーからアンダーバー(_)キーまでの長さはそんなに変わらず、打鍵しやすいです。キーピッチはむしろ少し広めに取られていますが、その分、誤タイプが防げているのではないかと思います。
という感じです。
まとめると、iPad Pro 10.5インチはソフトウェアキーボードもA〜Zの文字入力は問題無し、Smart Keyboardを使えば数字やかな変換も快適なサイズ感です。
12.9インチの方が快適なのはもちろんなのですが、「10.5インチでも全然問題ない。問題ないどころかむしろ快適だよー」ってことが伝われば幸いです。
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