【レビュー】MacBook(Mid 2017)を購入して1ヶ月使ってみました。
7/20にオーダーしたMacBook Mid2017。翌日に商品を受け取ってから、約1ヶ月が経ちました。購入した当時と今について、書いていきます。
前回(ファースト・インプレッション)
この1ヶ月で変化したこと
まずこの1ヶ月で大きく変化したこと。
iPad Proを持ち歩いていたが、MacBookを持ち歩くようになった
MacBookのさらにその1ヶ月前に購入した「iPad Pro(10.5インチ)」にSmart Keyboardを組み合わせ、それをいつも持ち歩いていました。MacBookはあくまでも「自宅内のいろんな場所で使う」ことを想定して購入したのですが、試しに持ち歩いてみたところカフェやファミレスで大活躍なので、あっという間にiPad Proの席を奪ってしまったのでした。
そもそもカフェ・ファミレスの滞在時間が急激に伸びました。気づいたら3時間、4時間います。
何せ文字編集・インターネット・写真編集・音楽視聴・動画視聴と、いろんな用途を何の工夫もせずに使いまくれる。わずか920gの中にすべてが詰まっており、しかも電池も10時間くらい持つし、スリープ状態でもほとんどバッテリは減っていない。Wi-Fiルータさえあれば、どこでもいつでも快適なmacOSの世界に浸っていられるのです。
以前の記事に記載した通り、iPad Pro(10.5インチ)にSmart Keyboardやケース、保護ガラスなどを合わせると約852gになっています。MBは裸運用でフィルムもつけてないですし、WiFiルータも携帯しているので、その差はあるにせよ、物理的な重量差はかなり肉薄しています。それでいてこれだけの機能差があるのですから、iPadの敗退も仕方ないか。
「文章を書くぞ」など単一目的ならiPadでもいいですが、「文章を書きながら」「インターネットを見ながら」「写真を編集しながら」「音楽を聴きながら」など複数の作業をマルチタスクに進めるなら、まだちょっとiPadは使い勝手が悪く、そのちょっとしたストレスと戦うくらいなら、いつものmacOSさんにお世話になる方が良いのだ。トラックパッドも使えるし!
Touch IDがあればなと思いつつ、Apple Watchとの連携で自動的にロック解除され、こちらもスムーズです。近くにいればロック解除されるので、悪用されないかは心配だけど、AppleWatchがぶるっと震えるので、不正アクセスされて気づかないということはないはず。
「MacBook+iPhone」には、BeatsXやAirPodsとの組みあわせが便利
どんなに最新のiPad Proが良くても、macOSの使い心地がストレスフリーであっても、やはり普段の生活の中心はiPhoneであるのは変わらない。MacBookを使っている間も、iPhoneは必ずその近くに置いて、SNSや電話はiPhoneでしか使っていない。
そこでやっかいなのがヘッドフォンだ。Apple Musicの音楽を楽しみたいとき、Youtube動画を観たいとき、そのとき使っているデバイスがiPhoneだったり、MacBookだったり、たまにはiPadだったりする。そんなときにいちいちペアリングし直すのは非常にストレスがかかる。
そんなときに便利なのがW1チップ内蔵の「AirPods」や「BeatsX」である。再ペアリングするうえで機器を触る必要はなく、簡単な操作ですぐにペアリングをし直すことができるし、iCloudアカウントで連携されている機器間でペアリング情報は共有される。
MacBookでYoutubeを見ているとき、BeatsXでその音声を聞く。移動中はiPhoneでの音楽に切り替えたいなら、設定から再接続の手順を選ぶだけ。MacBook側の切断処理は不要だ。自宅のMac miniやiPad Proに繋ぎかえる時も同様。すべてをApple製品でそろえた人だけが実現できるという点でハードルは高いわけだが、ハード・ソフトの垂直統合モデルだからこその利便性はさすがだ。
ちなみに、WiFiも同様で一度でも接続したことのあるアクセスポイントの情報は共有される。素晴らしい。
その結果、iPad Proは居場所がなくなった
iPad Pro 10.5インチモデルの2ヶ月レビューで書いてますので割愛する。
その結果、USB PD対応のモバイルバッテリがほしくなった
Ankerから1万円で2.7万mAhかつPD対応(最大30W出力)の「PowerCore+ 26800 PD」が発表されましたが、いいですね。欲しいです。MacBook Proが1.2回分充電できるみたいなので、MacBookも確実に1回以上は充電できると思います。20時間の超ロングラン・ラップトップの完成ですよ。すごい。
まあ重さは580gもあるらしく、常に持ち歩くことは厳しいですが、電源が確保できないかもしれないような環境で長時間利用が想定されるような場合は必須アイテムとなりそうです。私の使い方ならMacBookだけを充電する目的では不要ですが、長期帰省・出張でニンテンドースイッチなど複数のUSB-Cデバイスを利用するのならマストアイテムとなりそう。
Anker PowerCore+ 26800 PD (Power Delivery対応 26800mAh モバイルバッテリー)【USB-Cポート搭載 / USB-C急速充電器付属】 B1375111
- 出版社/メーカー: Anker
- メディア: エレクトロニクス
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QA方式で細かい話
だめなところは?
私の使い方だと、不満点はない。
これまでに何度も書いているけどLTEモジュールが欲しい。けど、WiFiルータやiPhone/iPadのテザリングもあるから、本当に困っているわけではない。「軽くて薄くてそこそこ快適に動く」の事前の期待はまさにその通りだし、自宅以外の環境でも自宅と同じような作業がストレスフリーでできるし、今のところ性能不足にも直面していないので快適そのものです。
性能が求められるような作業をしない人は、もうみんなこれでOKじゃん、っていう感じです。軽くて薄いの最高だよ。
キーボードには慣れましたか?
よく言われているバタフライキーボードは、完全に慣れました。普段は会社で一般的なキーボードを触っているので、打鍵感に違和感がないと言えばさすがに嘘にはなるけど、買ってすぐの頃のような「指が疲れる」ということは減った。
メモリ足りてる?
2017バージョンから標準8GBになり、ここ数年メモリ食うようになってきたmacOSだが、余裕がある。当初は「やっぱメモリ16GBにした方が良かったかな」とも思ってたけど、今のところメモリ食うようなことはほとんどやってないので不満なし。
Mac mini使ってる?
最近使ってない。
というか、時間泥棒なので、あまり近寄りたくない(大画面だとあれもこれもといろんな操作が快適にできるせいで、長時間作業してしまう恐ろしいエリア)。
バッテリほんとうにもつの?
気がついたらカバンから取り出して充電しているというのもあるんだろうけど、スリープ中のバッテリ消費がほとんどないので、「バッテリがいつのまにか切れてた!!」はこれまで一度もなし。USB PDのおかげか、充電完了も速い。購入時には、念のための持ち歩き用の充電ケーブルと充電器をもう1セット買うつもりだったけど、今では不要です。
もしものときのため、仕事用のPCがUSB-C対応のものになってくれたら緊急措置ができていいんだけどな。
バッテリについては、iPad Proの方がスリープ中もいろいろ通信しているせいで、バッテリが想定外に減ってたりする。まあiPadはそんなこまめに充電しなくたってバッテリ減らねえだろと強気でいるからもある。
まとめ
1ヶ月使ってみての感想としては、「軽くて薄くて最高」。快適すぎて不満点が本当にない。キーボード、トラックパッド、スタンドが全部標準でついてて、この薄さ・軽さ・ロングバッテリー。macOSだから何も我慢しなくていいところもよい。「iPadでもこうやれば同じことできるんだよ」を覚えなくても良いです。iOSの進化を待つくらいなら、macOSそれまで使っておきましょう、と笑
仕事もこれでしたいレベル(仕事で使うならWindows入れたいからストレージ増やしたいけど)。
なんで売れないんだろう。MBPより400g以上も軽いのに。